反原発イベント＠京橋

土曜日、京橋で反原発のイベントに３人で参加。
今までは、ぴいちゃんも小さいし、
こういうことには積極的に参加してなかった。
でも、「子供がちっさいからこそ！今参加せんで、いつ参加する！」
ってことで行ってきた。


・・・
イベントはゆるり雰囲気でコーヒーとかお菓子出して、食べたり飲んだりしながらやった。
ビラ配りたい人は持参でビラ配り。
原発の資料とか本とか集まった人たちの寄せ集めやけど、
たくさん参考になる本があった。
子供向けの本まであって、中々勉強になった。

その中でも、わたしが心に残った資料はチェルノブイリ原発事故のときのもの。日本でも反原発の運動が急激に広がったんやってさ。その主体が子供を持つ母親達。

それまでは、全然運動に関わってこなかった母親達が、
「とにかく何かしなきゃ」で集まって、ニューウェーブが起こったらしい。
素朴な思いで集まってる人が多かったから、デモや集会も「ザ・運動」って感じではなくて、めちゃ面白かったしパワフルやったらしいよ。


だから、今もまさにその時！！
原発止めたい。だから今動かんとあかんわ！

・・・
ほんで、私もビラ作ろうと思ったけど。
結局余裕がなくてできなかったので、
途中まで書いてた文章を何となく完成させて
ブログに載せてみようと思う。
長文になってしまい、ビラ向きではないなあ。
意外と読んでもらえる、伝わるビラって難しいなあと思った。





「もし、突然自分のお家に帰ることができなくなったら私ならどうやろう。
　お家がなくなったわけでも、潰れてしまったわけでもない。
　わたしの街は（見た目は）いつもと変わらず、
　平和で何事もなかったかのように存在している。
　にも、関わらずお家に戻るのは‘危険だから’戻れない。
　仕事もお家も友人もある街を捨てて、他の街に移る。
　そんな選択をわたしはできるやろうか？
　それが、今福島の人をはじめ、近隣に住んでいる人たちの悩み。
　
　
　ニュース報道では、毎日のように
　放射線、放射能、プルトニウム、要素１３１、ベクレル、シーベルト、etc．．．
　初めて耳にした言葉が今じゃあ当然のように出てくる。
　用語を調べても全ては理解できない。
　それでも、とにかく理解できること。
　それは「何か今までとは違う、めーっちゃ恐ろしいことが起こっている」ということ。



　政府発表によると、この聞きなれない数値たちは、どれも
　　「直ちに人体に影響がない」らしい。
　この「直ちに」ってのがやっかいで、
　裏を返せば１０年後、２０年後には必ず影響が出てくると言われている。
　特に小さい子供や赤ちゃん、胎児への影響は大きく、大人の３倍やとか。
　小児甲状腺ガンにかかる子供が増えると言われている。
　１９８６年に起こったチェルノブイリ原発事故でも子供の被害が大きかったそう。
　しかし、チェルノブイリ原発事故以前のデータが少なく、
　どのくらい増えたのか、病気になった原因が放射能である、と特定することが難しい。
　それが現状。　　　　
　これが「直ちに人体に影響がない」ということ。
　

　そして、日本各地１８ヶ所（ネットで調べたので間違ってたらごめんなさい）
　に原発があり、その真下に断層があるところも。
　関西に住む私にとっては、敦賀原発が近く、そしてその下に断層がある。
　敦賀で今回の福島のような事故が起こったとしたら…。
　①今の街でリスクを背負って子育てする　
　②家、仕事、友人、家族と離れ移住する
　という、二者択一の選択を急に迫られることになる。
　しかも、そのときが来たら決断は迷わずせな逃げ遅れる。
　それが、今の福島や近隣に住んでいる人達の現実なんや。」